London記   2010

久しぶりの渡英で感じたことを書きました。変わったのか、 相変わらずなのか?

里帰り気分  楽しい? London  イギリスのテレビ  地下鉄スト  エゲレス英語  オペラハウスでの勘違い  北部・生活圏内へ

 やっぱりまずかった  帰国のHeathrow空港にて そのほか写真集

     里帰り気分

London旅行楽しんできてね〜。」 と言われると、何か違和感があった。

旅行ね..旅行って感じではないの。福岡の次に長く住んだのは東京、その次がLondonなので、3の故郷への里帰りって感覚かな。

あまりにも久しぶりの渡英。6年ぶりだと思っていたら、何と8年も経ってた。(帰国してからは4回目)

夢にたまにLondonが出てくると、私はいつも、あと何時間で日本に帰らなきゃ!と焦ってるの画。

でも、別にもう大体わかってるし、行かなくてもいいか、って興味の対象は別の国にばかりに。

友達や後輩から、Londonは結構変わったと聞いていたし、歳を重ねて自分がどう感じるのか、楽しみな里帰りが始まった。


楽しい? London

成田から12時間40分。もちろん通路側の座席を取るのだけど、窓をチラ見すると、赤い屋根軍団が目に飛び込んできた。でも意外にも感動しない。3年前にワルシャワに行ったからかな。

ヒースロー空港に降り立った。飛行機から一歩出ると、多国籍の人々。石鹸(柔軟剤?) と、スパイスの混じった香り。薄暗い照明。 

そうそう、こんな感じだった。一気に時計の針がぐるぐると逆回転した。


入国審査。昔はここでビザ取得や延長交渉したので、未だに緊張する。


私がパスポート出してるのに、審査官が、横の同僚とおしゃべりしてる。ボールペンをかじりながら。 仕事せんかいっ!!

やっとおしゃべりが止んだと思ったら、
individialなら、 誰かに会いに来たんでしょと勘ぐられた。

Londonに知り合いは1人もいないのか?  Nobody(いません)

ホントはいるけど、面倒なことになるのが嫌なので。幸いパスポートはまっさらな、おnewだし。その他質問いろいろ・・・ やはりイミグレーショントラウマで、挙動不審者だったのか?

16時過ぎ、外はもう薄暗かった。ボーっとしたオレンジ色の街頭、ディーゼルエンジンの煩い音、すべてが懐かしい。

以前のホテルは地下の部屋で、ドアがちゃんと閉まらなくて、トランクでふさいでた。
()  今回は西部地区の、West Bromptonに宿泊。翌日からに備え、ゆっくり休むことにした。


イギリスのテレビ

イギリスのテレビは、あまり面白くない。私のpoorEnglishだけが理由ではないはずだ。

バラエティも独特の感覚。ただ、日本みたいな山場CMがないことだけはよろし!

イケメンシェフ、ジェイミーの番組、懐かしいなぁ。でもかなり太ったな..残念。(自分のことは置いといて)

だって白人の変貌ぶりって凄いの!あんなにかわいかったウィリアム王子も、生え際の後退と共に、人気も後退だって。酷な..

カリスマシェフと言えども、料理に繊細さは全くなく、あーあ、雑だな。重ねればいいってもんじゃとツッコミを入れる。

日本と同じく深夜放送には、テレビショッピング。この包丁は日本製だよ!素晴らしい日本製!ってことをかなり強調していた。

やはり
made in Japanは質がいいっていうイメージはあるのね。そういうホテルのテレビはサムスン(韓国)。だめじゃん、日本..頑張れ日本。

テレビのアナウンサーも、久々に見るとかなり驚く。BBC朝のニュースだったこれだもん。

茶マグカップを置いてるのはよしとして、この女性アナ、足はずっと組んでるし、この後ソファーにもたれかかってくつろいでいた。BBCだよ。私、日本で毎日肩こるはずだわよ。

     
夜中のTVショッピングは欲しくなるね〜。万国共通。 相変わらずクタクタなマカロニ。まずそ〜(苦笑) 女性アナの態度が偉そうに感じた、渡英初日。



地下鉄スト

Londonでの初めての朝。前日の予告通り、地下鉄の60パーセントがストライキ突入して、不通となった。

中心部はほとんど壊滅的。ニュースで何線のどこが不通なのかを言っててメモしたけど、地下鉄はあきらめた。

相変わらず働かないよね、イギリスって。はぁ〜、よりによってこんな時に当たるとは。

駅の機械で1日バス乗り放題チケットを買おうとしたら、No Change given (おつりは出ません) との表示で買えず、仕方なくバス停に向かった。

ちなみにこの機械、とうとう最後の日まで、ずっと
No Change givenだった。コイン用意せんかいっ!やっぱりLondonは変わっていない(苦笑)

しかし10年前のLondonじゃ、クラクションの音なんてほとんど聞いたことはなかったけど、街の空気がイラついている。

やっぱり
Londonは変わったのか、ストのせいなのか、まだ判断はつかなかった。

この日は中心部だけ回ることにした。いろんな遠い記憶の細い糸をたぐりよせる。バスの番号や土地勘も、次第に蘇ってきた。

土地勘と共に、無料のトイレの場所の記憶もよみがえってきた。これ、とても大事!
(苦笑)

来たバスで行き先を決める。なすがまままさに Let it be〜。こんなに温かい11月のLondonは初めてだ。最高気温16度で、ぬるい偏西風が吹く。

衣替えしない国民だし、半袖の人がたくさんいた。日本では決して嗅ぐことがないこの匂いは何なんだろう。石造りの建物に塗られたペンキの匂い
?

歩いていると幸せ感じる、巨大なHyde Park. ここでダイアナさんのお葬式に参加したんだった。

ピーターパンの像がどこかにあるらしいけど、広すぎて、未だにお目に書かれていない。

秋のLondon、紅葉はしなくて、黄葉。心の何か、鎧が剥がれていく感じがする。はぁ〜、やっと来れたね。うるるん。

夢にも出てくる巨大なHyde Parkの端っこ リスくんがいた(撮ろうとしたら逃げられた) Green Parkで見つけた日本。



エゲレス英語

日本でたまに、音楽用語の「何ちゃって通訳」をしているけど、久々にエゲレス英語の早い波に襲われると、テンポとノリについていけない。I couldn't catch the word...

わかんないからといって、ゆっくり言ってくれるわけでなく、リピートするだけだからね。

ハイド・パーク・コーナーなんて、エゲレスの硬い発音だと、ハッパッコッとしか聴こえない。会話の中で予測できてないと捉えられない。

とっても心地よいくせに、耳の外で跳ね返す感じで入ってこない。でも
1日、2日と経つうちに、忘れていたフレーズが蘇ってきた。

街のゴミの多さ、人のお行儀の悪さにはやはり改めて驚く。会計する前に、商品の袋を開けて食べる 。混んでるバスで立ってサンドイッチを食べる。

地下鉄でもバスでも携帯も禁止じゃないみたいで、大声で話す。うるさいな〜外人!ここでは私が外人か。歩きたばこもすごい〜。

煙避けてる暇ないなんてもんじゃなく、服に火がつかないか心配なほど。オリンピックに向けて、どうするんでしょ?


店員さんなどは、フレンドリーな人も多くて、そのやりとりも面白いんだけど、お客様は神様じゃないからね。

どっちがいいのか? サービス過剰で、クレーマーを生み出す 日本と、いつでも臨戦体制のロンドン。

ロンドンに長くいると、逆に日本のマニュアル通り接客が気持ち悪くてしょうがなかった。

私も若かったし、昔は空港のカウンターで、荷物のことでやり合ったり、修理に来ないので何回も電話したり、銀行の自動引き落とし金額が間違っていたので、

訂正求めに行ったり、しまいにゃ、2階の人とピアノの音でもめるわ..いろいろあったな。やり合ったところで、結局英語力なくて負けるんだけど。

気持ち察してもらおうなんて思っちゃいけない。特に女性は怖いよ〜 。

今や戦う気力もないし (苦笑)。すぐ謝っちゃう典型的日本人に なってる。嫌な思いをするのも、自分が蒔いた種が返ってきてるっていう仏教的感覚。

この国の人に萌えはないな()  肉食系ばかり。当たり前か、狩猟民族だもんね。

でも、若い=良い、の日本と違って、歳重ねても楽だな。若づくりしようと頑張らなくてもいいんだもん。(してないつもりでも無意識に)

目の前での濃厚キスや、男子カップルにも慣れてきた。初めて渡英した23歳の時思ったことを、また改めて経験している感じがする。

プランクが長いとこうなるね。過去に経験してるから、消化は早いけど。

ちょうど前日、「龍馬伝」で、隠れキリシタンのお元さんが、船でエゲレスに逃げる場面を見たばかり。

実在の人物だったかは知らないが、平成の世でも文化の違いに、たまに行くと驚くのに、昔はさぞ 大変だっただろう 。

しかも、マリア様はあまり拝まない国.. 英国国教会だからね。お元さん・・・



オペラハウスでの勘違い

ロイヤルオペラハウスが改装工事中に本帰国したので、新しくなってからは初めて。ロイヤルバレエ、ロミオ&ジュリエットを観に行った。

はずだった・・・

私が留学して最初の頃は、まだロイヤルバレエに熊川哲也氏もいて、ロミジュリは好きな演目で何回か観たことがある。バレエで泣けるんだよ〜。

しかし幕が上がると、あれ〜?舞台がせまい。衣装も豪華。あれ?
合唱団がでてきて、英語の字幕が出てきた。演出変わったのね。

ん? 10分後気付いた。これはオペラだったと!!(;)!!

どおりで、上〜〜〜の方の席の割には高いと思った。 思い込みおバカ!!

英語の字幕読みながらだと、えっとこの単語なんだっけ? とか考えると、一瞬コックリさんだった・・・

でもジュリエット役の歌手、26才と若いのに、表現力素晴らしかった!!

ロミジュリのオペラは初めてだったけど、ウエストサイドストーリーと同じく、(シェイクスピアが先だけど)

死ぬ間際にハモる的なところが、いけないと
思いつつ少し笑えてしまった。ゴメンナサイ。音楽もやはりバレエのプロコフィエフの方が好き。

オペラ3幕の間に2回、20分の休憩があるのだけど、その間に軽食を取ったり、シャンパン飲んだり、大忙し。

私もお腹が空いて、やっとの思いでマフィンが買えた。優雅どころか、なんとも忙しい。

隣の、スーツでビシッとキメたお兄さんが、第一幕が終わらないのに、(まだ明るくなっていない) 途中でinterval(休憩) と勘違いして、彼女と出て行ってしまった。

私は後ろの人と、まだよね〜ってな会話をした。

次の第2幕が終わって、またintervalになった時、となりのお兄さんが、「これは本当のintervalだよね? さっきは早く出すぎちゃったよ〜、あはは〜」だって。

そこで気の利いた返しができればいいんだけど、笑い返すのみ。デートで、ふだん来ないオペラ、頑張ったんだろうね〜。彼女は不機嫌そうだし。あらら・
・・。

高所恐怖症の人はダメかも・・ オペラハウスのロビー。テラスにレストランが



 北部・生活圏内へ


学校のあったBaker St.からビートルズでお馴染みのAbby Rd.そして生活圏だった北部へ。

フィンチリーロードという、とっても長い道路をひたすら北へバスで4050分。白い建物から、赤レンガの高い建物の高級住宅地になり、次第に赤い2階建ての一軒家に変わっていく。

ゆるい空気が漂い、途中になんと牛さんもいたりして、のどかだ。そしてフィンチリーセントラルへ。まさにロンドンの多摩地区!都会過ぎるか?

行きつけの大きいスーパー、テスコでお土産を物色。店員さんや他の人とのやりとりもまた楽しく、ずっとそこに暮らしているかのような感覚に陥った。落ち着く〜。

店員さんや他のお客さんとのやりとりもまた楽しく、地元住民に戻った感じ。街中のような忙しさや冷たさは軽減される。

おじいさんなのに、私に道や席を譲ってくれる。英国紳士がまだいた。いいって!じいちゃんなんだから、座んなさいって。

..でもじいちゃんだからって油断してると、とんでもない目に合ったことのある若い頃。


音楽教室バイトとは別に、カルチャーセンターで合唱の伴奏もしてたけど、すべてこの北部。カルチャーセンターといっても、古い教会みたいな建物。

毎週迎えにきてもらってたから、どこだったのか記憶がなかった。残念。


住んでたフラット。不審者と思われるので、こっそり激写。 Finchley Central station
Northern line名物の、床が抜けおちそうな車両は変わっていた。


 やっぱりまずかった


朝食はホテルで 毎日これ 。典型的イングリッシュブレックファースト 。

ホテルのスクランブルエッグといえば、ふつうはとろとろで美味しくておかわりしたいほどなのに、 なぜこんな味になるの? ソーセージも味がないので、自分で味付け。ビーンズも中途半端な味。

イギリスも美味しいのあるんだよ!と弁護してあげてた自分に喝〜!必死に美味しい食材探して、作ってた。そしてお店探してた。

それを日本から来た人に自慢げに紹介しても、ん..まぁまぁだね、と言われてたのが今なら納得できる。ここに居たら味覚がにぶってしまう。

実はスーパーでパスタサラダ買って食べたけど、あまりにまずくて、take away(イギリスではテイクアウトと言わない)どころか、throw away

まずくて食べれなくて捨てるなんてあり得ない。


好きだった(過去形) プレタ・マンジェのサンドウィッチ。
今食べると..好きなエビもクタクタだし..まぁまぁ。
典型的English Breakfast. Covent Gardenでやっとありつけたランチ。
イギリス人ぽい顔じゃない人だったので買ったら...
ん〜まぁまぁ。



 帰国のHeathow空港にて

免税店で、MACのリップをカードで買った時のこと。当然ながらレシートにサインした。

すると、casherのお姉さん2人が、ちょっと待って!ともう1枚紙を出してきた。何だろう?と思ったら、

「あなたのサイン..つまり漢字(Chinese character)ではAってどういう風に書くの?」と聞く。

「ん〜..アルファベットと違って、Aはいくつもの種類があるのよ」と前置きして、「」と書いた。「英」means also England.も付け加えて。

じゃあB?Bかー。難しいな....」と書いた。

これ、Zまでずっと書いてって言うんじゃ。フライトの時間ってもんが・・。

すると、Love? と聞くので、「」。 次にstar? 」。

サインを見せながら、「私の名前は、big garden fine beautyって意味なのよ〜」と教えてあげた。

Cool
 だって。そして嬉しそうに紙をたたんでポケットに入れたお姉さんが、「これ、タトゥーに入れる候補にしよう。」 

そっちか〜漢字勉強したいわけでなかったかぁ。向こうの人って、ホント簡単に入れるよね
....

もし私が意地悪して、Loveは、「肉」って嘘書いたら、お姉さんのどこかに、肉と彫られてたわけだ。もし額に肉って入ってたら..() 筋肉マン! ま、顔には入れないだろうけどね。

歩きまくって、もう足腰は限界を超えていた。またも疲労骨折寸前・・・

建物は変わらなくても、時代と共にやっぱり少し変わってると感じたLondon


クリスマス・イルミネーションはパリと違ってセンスも微妙で、地味だし、相変わらずツッコミどころ満載のLondonだった。

なんで日本の隣が韓国なの? 韓国の位置なら2ヶ月に1回は行ってるわ...あり得ん話....

結論!国が好きとか、人が好きとか..そんなんじゃなくて、やっぱり街が好き!たとえ汚くても、ムカついても、雑でも、なぜかその魅力にとりつかれてしまう。London大好き!


 そのほか写真集

お馴染Abbey Rd.
この男性、何回も渡って車にひかれそうになってた。
母校・RAM.練習室book方式が変わってた。 ダブルデッカーバス、2階の先頭から見た景色。 楽譜屋さん。掘り出し物がいっぱいで入り浸り。
Covent Gardenの大道芸人。食べてると、絡みを要求された(汗) ギターアンサンブル。ラブミー・テンダー♪
みんな真剣でした。
この人邪魔だなと思ったけど、何か絵になる、tea houseの前で。 ハロッズは相変わらず迷路。
地下鉄は深い。stand on the right.(大阪方式) 降りるとホームはこんな感じ(チューブ) おまけ。定番スポットは住んでると行かないけど、
改めて行くと感動してしまう。

だけどイルミネーションは漁火っぽい..