マキシム:赤 セレナ:緑 ガイ:黄

アーティ:青 アイリス:紫

 

「あれが、真実のカガミなのかしら?」

「…………。」

「……マキシム。

ゴメンね、なんか変な事に

なっちゃって。」

「……セレナ。

セレナは俺の事、信じてるよな。」

「ええ、もちろんよ!」

「俺もセレナのことは信じてる。

……だけど、アイリスさんに

一言いわれただけで、こんな

場所まで来ちまった。」

「一番しんらいしている人の言葉より、

他人の言葉の方が気になるんだ。

……ふしぎだよな。」

「---------!」

「-----セレナ、たとえ、君の姿が

カガミにうつらなくても……俺は

セレナを信じてる。」

 

「あ、ありがとう、マキシム。

……ごめんなさい。

どうして、そんな事に気づかな

かったんだろう。」

「このカガミに、あなたがうつらな

かったら、あなたを信じられなく

なる所だったわ……。」

「こんな、あやしげなカガミより

あなたの言葉を信じるわ。」

「セレナ-----」

「もどりましょう、マキシム。

-----私、もう、まよわない。」

 

「二人っきりの所をジャマして

すまねーな!」

「ぶすいなモンスターたちが

攻めてきました。下がってください!」

カガミに背を向ける形で後退するマキシムとセレナ。

そのカガミには二人の姿が…。

―戦闘中―

「たいした敵じゃなかったな。」

「でも、カガミはこわれて

しまいましたよ。」

「これじゃ、使い物に

ならないわね。」

「ま、いいんじゃないのか。」

「ところで、お二人さん。

姿はちゃんとうつったのか?」

「結局、うつすのは

やめにしたのよ。」

「ね、マキシム。」

「ああ。」

「なんだ、つまらん。」

「……そう言えば、アイリスさんの

姿が見えませんが。」

「そういやそうだな。」

「まさか、今のモンスターに

やられてしまったのでは……。」

「そうか。アーティは知らないのか。

あの女は、強いぜ。特に魔法は

ハンパじゃない。あの程度の

モンスターは敵じゃないさ。」

「……そうですか。

魔法が強いのですか。」

「ま、なんか用事ができたんだろ。

だいたいが、とつぜん現れては

ぱっと消えちまう女なんだ。」

「…………。」

「さ、村にもどりましょう、

マキシム。」

「ああ。」

 

「なんか、前より仲良くなった

みたいだな、あの二人。」

「それが、本来の姿なのですよ。」

 

(……私の役目は、これで終わった。)

カガミを直すアイリス。その鏡に映った姿は…

エリーヌだった。

(……もう止める事は出来ない。

どちらかが……死ぬまで、

決着はつかない。)

(これが、答えなのですね。

……アレクディアス様。)

 

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